沖縄移住応援サイト りっか沖縄東京相談員のブログ

今までの普通が普通ではない。だからこそ面白い

先輩移住者を紹介する移住者インタビュー。今回は埼玉県から沖縄県の久米島に移住し、久米島 島ぐらしコンシェルジュとして活躍する新井さんをお招きし移住したきっかけや久米島での生活についてお聞きしていきます。

 

久米島へ移住した理由は?

大学卒業後はずっとサラリーマンとして働いていましたが、「何か夢を叶えた」って言える人になりたいなと漠然と考えたときに、「沖縄に住む」という夢があったことを思い出し、沖縄県に移住することを決めました。沖縄への憧れはドラマ「ちゅらさん」を見たことがきっかけで沖縄に惹かれるようになりました。

 

今住んでいる久米島はどんなところですか?

住んでみて思うことですが、久米島は「くらす島」だと感じています。

久米島は沖縄本島から西へ約100キロの場所にあり、那覇空港から飛行機で約30分、フェリーだと3時間~3時間半の場所にあり、島民になれば島民割引で那覇との行き来ができます。沖縄の離島の中では4番目に大きい島ではありますが石垣島や宮古島と比べるとかなり小さい島で、久米島の中心地域と言われるエリアは2か所で、島は車で約40分ほどで1周できます。

大型のリゾート施設はないのですが、Aコープやドラッグストア、沖縄ファミリーマート、個人商店などがあり、生活に必要なものはそろえることができます。もちろんAmazonも利用できるので不便さは感じません。

教育機関は保育園から高校まであり、学童クラブ、図書館も島内にそろっています。
医療機関は公立の久米島病院が24時間365日体制であり、診療所もありますが、久米島で出産はできなかったり、すべてのお医者さんがいるわけではないため沖縄本島に通院している人もいます。

 

久米島の物価はどうですか?

以前暮らしていた埼玉と比較すると思っていたほど物価は安くなく、むしろ少し高いかなと感じます。
例えばガソリンが1リットル187円(2022年1月)となり輸送費がかかるため少しコストがかかるという印象です。
その他スーパーで買える商品も2021年7月時点の金額ではありますが牛乳が252円だったりと高い商品も多くあります。

 

久米島での生活や久米島に来て変化があったなと思うこと、またいいところや悪いところを教えてください

普段の生活では、週4日から5日は趣味のランニングをしており、久米島に来てシュノーケリングやSUPをする機会も増えました。ただ冬は海に入れないため、夏に比べるとランニングをする機会やお酒を楽しむ機会が増えました。

これは久米島に来てよかったことですが、やはり自分の時間が増えたことで料理をする機会も増えましたし、趣味の時間も増え充実した生活ができるようになったと感じます。また埼玉に住んでいた時は近所に住む人と話をする機会もなかったのですが、久米島に住むようになってからは近所の人と会話することも多くなり、おすそ分けでもらった食材を利用して食事を楽しむ機会も増えました。

人が温かく、時間に追われない、自然に囲まれて生活することができるようになったことは本当によかったと思います。

一方、湿気が高く、カビとの戦いがあったり、冬は風が強く寒くなるため南国感が減少することがありますし、風の影響で飛行機やフェリーが欠航すると生活物資が届かなくなることもあります。そのため備蓄して生活することの大切さを学びました。

 

これから移住を考えている人へのメッセージをお願いします。

地方への移住は、環境・文化・歴史が異なる世界に飛び込んでいくことになります。
そのためまずはその地域の雰囲気を体感し、その中から楽しいこと、面白いことを見つけてほしいと思います。

今までの普通の生活が沖縄では普通ではないこともあるため、今までの普通にとらわれず過ごすことで移住生活の一歩になると思います。

また現在は久米島・島ぐらしコンシェルジュとして久米島に移住する方のサポートも行っておりますので、もし相談したいということがありましたら是非ご相談ください。

久米島への移住を考えている人は是非 新井さんに相談しよう!